植物との暮らしは、慌ただしい日々にも落ち着く時間をつくってくれます。忙しいとき、水やりをしながら考え事をしてみたり、息抜きに成長をのぞいてみたり。少しでも植物との時間をとるように意識してみると、自然と生活にゆとりが生まれるのではないでしょうか。
今回は、三重県四日市市でオリーブの木を販売するALETTE OLIVE代表の増谷瑞穂さんにお話を聞かせていただきました。“幸せを呼ぶ木”オリーブの魅力をたっぷりお届けします。

左:ALETTE OLIVE代表の増谷瑞穂さん 右:オリーブ農家の伊藤さん
<ALETTE OLIVEとは>
家のシンボルツリーを探しているなかでオリーブに出会い魅了された増谷さん。その魅力を伝えるため、オリーブの木や関連する商品の販売を始めました。お家の外観やイメージに合わせて、お客さまにぴったりなオリーブの木を提案します。購入後のお世話などのフォローも行なっています。
オリーブはどうして “幸せを呼ぶ木”って言われているの?
増谷:花言葉が「平和」「やすらぎ」「知恵」「勝利」であること、そして古代ギリシャで神聖な木とされていたことから、“平和の象徴”や“幸せを呼ぶ木”と言われています。なので、新築祝いやお店のオープン祝いにもとても人気が高いんです。お家やお店の顔となるシンボルツリーとして、オリーブをおすすめしたいですね。

増谷:また、2本の木が花粉を交換して実をつけるという特徴から「夫婦の木」とも言われていて、結婚式のセレモニーに使われることが多いです。植樹の儀と呼ばれ、植木鉢の植物へゲストの方々にスコップで土を入れてもらい、そこへ新郎新婦が両家から持ってきた水を注ぐというものです。ALETTE OLIVEでもそのお手伝いをお願いされる機会が増えてきました。大事なイベントですので、ぴったりのオリーブの木や式のイメージに合わせた鉢や水差し、土、スコップまで選ばせてもらって、さらに式が終わったあとの手入れやオリーブをお庭に植えるところまで一緒にやらせてもらっています。

オリーブは、一年中楽しめる植物です。
増谷:オリーブをシンボルツリーやベランダガーデニングにおすすめしているのは、花言葉などに込められた意味もそうですが、一年中楽しめるのも大きな理由です。オリーブは常緑樹と呼ばれる、一年中葉をつける植物です。落葉樹は冬になると葉が落ちて枝だけになりますが、常緑樹は変わらず緑の葉をつけているので見た目が寂しくなりません。4月に芽が出て5月に花が咲き、6〜7月に実をつけていって9月ごろまで大きく成長します。そこから実が色づいていき、年末には黒くなっていくという変化が楽しめるんです。実をシロップ漬けにしたり、ピクルスみたいに塩漬けにしたりと、ベランダで育てるところで終わらず食べて楽しめるのもポイントです。

増谷:また、育てるコツは、太陽の光をたっぷりと当ててあげることと、水をあげすぎないよう意識することです。水を欲しがる分だけあげてしまうと、あげすぎになってしまいます。とはいえ、厳しくしすぎると枯れてしまうこともあるので、品種の特徴などもふまえて調節してください。こう言うとむずかしく感じるかもしれませんが、実は枯れても復活しやすいという特長があります。枯れたところを切ってまた環境を整えてあげれば、元通りになったり、それ以上に成長したりすることがあります。この生命力の強さもおすすめポイントですね。
見た目も味わいも。あなたにぴったりなオリーブが見つかります。
増谷:ナナプランツでは、お家の中でも運びやすいサイズから、お庭にシンボルツリーとして植えられるサイズまでご用意しています。
品種によって、樹形や葉の形、実の大きさや味わいなどが異なります。甘みや辛みがあるものなどさまざまで、実が大きいほど甘みが出やすくなります。たとえばペペロンチーノに使うならピリッとした辛みのあるものがおすすめですね。見た目や味わいで、自分の用途にぴったりのオリーブを探してみてください。

〜ナナプランツでは、4種類のオリーブを販売中!〜
●ミッション
縦に細長く伸びる直立型の樹形や、耐寒性が強く育てやすいところが特徴。
実の大きさは中くらいでマイルドな風味。
●コロネイキ
小さなかわいらしい葉をつけ、抗酸化力が高いためとても人気の品種です。
実の大きさは小さめで、少し辛みがあるのが特徴。
●ハーディーズマンモス
枝が横に広がる開帳型の樹形や、病気に強く耐寒性もあり育てやすいところが特徴。
実の大きさは大きめで、フルーティーで甘みが出やすいです。
●バロウニ
開帳型の樹形や、耐寒性があり育てやすいところが特徴。
実がとても大きく、甘みをよく感じられます。
〜農家が教える、いいオリーブの見分け方〜
伊藤:オリーブの品質を上げるカギは「根」だと考えています。根は長さより量が大事で、畑に植えたり地植えしたりする前に量を増やしておくと、その後の成長が全然ちがうんです。オリーブを買うとき、根がぐらつかないか一度チェックしてみてください。根がしっかり張っていれば、立派で丈夫なオリーブに育つことでしょう。
たとえば、私は苗のうちから根の量を増やすためにポットの材質や置く場所、高さなどを工夫しています。また、果樹ではなく植木として育てているので、何度も植え替えをするなかで根の量が増えていきます。これは一例ですが、こだわって育てられたオリーブは根が丈夫だと思います。いいオリーブを見極めて、長く楽しく育ててほしいですね。

オリーブとの暮らしを、気軽に楽しくはじめましょう。
ALETTE OLIVEは、オリーブを気軽に育て始めてもらえるように、購入後のフォローも大切にしています。「自分一人で育てないと」と思うとプレッシャーに感じてしまうかもしれませんが、一緒に育てていく感覚でオリーブとの暮らしをスタートしてもらえたらと思います。また、ナナプランツで購入すると、育て方や困りごとを増谷さんに相談できるアフターケアも受けられるので安心です。
植物との時間がみなさまの暮らしに少しのゆとりをつくり、小さな幸せを生み出してくれることを願っています。
